日本たばこ産業株式会社と東京カメラ部のタイアップ企画として開催した「ひとのときを、想う。」Instagramフォトコンテストへ、たくさんのご応募を誠にありがとうございました。「大切な人と過ごす時間」「かけがえのないひととき」の2部門の受賞6作品をここに発表いたします。
「大切な人と過ごす時間」部門
「大切な人と過ごす時間」部門
放っておいてもイチャイチャしている二人に、更にイチャイチャしてもらったので、撮っている僕は羨ましくて歯ぎしりしたい気持ちになっていました。#ファインダー越しの歯ぎしり。です。写真を見返すたびに思い出し歯ぎしりをしてしまうような瞬間を撮ることができ、大変満足していますし、モデルの二人には本当に感謝しています。
「大切な人と過ごす時間」部門
何十年も自転車屋さんだったその場所は、祖父の他界後、ずらりと並んでいた自転車は姿を消し、そのかわり近所の方がお茶を飲みにきたり、お正月やお盆の時期には、ひ孫たちの遊び場へと変わりました。そんな思い出深い場所で、年の差85歳の祖母とムスメ（ひ孫）が楽しそうに話す表情がとても優しく、あたたかい気持ちになった一枚です。
「かけがえのないひととき」部門
家族で食べる「いつものごはん」はぼくの人生でいちばん大事で最高のものだと気づいてから、妻がごはんを作ってくれている時間を撮ることが大好きになりました。ときどきぶつかりそうになるのはわるいなと思いながら、妻のいる台所をいつもちらちら見て、うろうろしています。もう何回撮ってるだろうとも思いつつ、何回でもずっと撮れるわけじゃないとわかっていて、次のごはんをまた撮りたいです。
「かけがえのないひととき」部門
子どもの成長ってほんとに一瞬で。お父さんはお休みも少なくてなかなか会える時間がないので、成長を感じる時間がとても大切でかけがえのないものだと思うんです。この写真にはその大切な時間が、愛情がうつりますようにと思いながら親子の'今'を撮りました。受賞出来て本当に嬉しいです。ありがとうございました。
「かけがえのないひととき」部門
私にとっての " かけがえのないひととき " は、大好きな仲間の飾らない笑顔をフィルムカメラで撮影することです。この日はちょうど1年前のゴールデンウィーク、とても天気の良い日でした。きらきらの木漏れ日と新緑に、みんなで夢中になってシャッターを切ったことをよく覚えています。「これからもこんな写真を撮り続けていきたい」現像された写真を見てそんなことを感じた思い出の1枚、選んでいただきとても嬉しいです。
COMMENT
80歳を越えてもみかん農業現役で、とても仲良しの祖父母。天気の悪い日も陽射しが強くて大変なときも、喧嘩もしながら56年頑張ってきたふたり。そんなふたりの｢今｣を残したくて撮影しました。孫の私がカメラを向けると、イヤイヤと言いながらも必ず笑顔を向けてくれる大好きな祖父母です。